DRUM PRODUCTION TEAM

御殿場事業所
ドラム製造チーム

業界に先駆けて取り組んできた電線ドラム再生事業

『もったいない』を合い言葉に、資源を大切に使い続ける

矢崎グループの主力製品のひとつである電線は通常、「ドラム」に巻き付けてお客様へ納品します。
ドラムは木製、鉄製、プラスチック製と材料は様々ですが、電線用の多くは木製です。戦後、国内で流通していた電線ドラムは
そのほとんどが新品で、使用後は廃棄されたり野焼きされたりしていましたが、1971年 矢崎グループは国内でいち早くドラム再生に着手。
きっかけになったのは、木製ドラムの使い捨てに疑問を抱いていた創業者・矢﨑貞美の
「ドラムは通い箱。ドラムと言えども原料の木材は、貴重な資源なのだから、環境保全の観点からも再利用すべき」という一声でした。
やわらは、日々1本1本のドラムと向き合い、創業者の想いを引継ぎ、「可能な限り廃棄を出さずに再生させる」という信念をもって働いています。

COPPER PECYCKING TEAM

足高事業所 銅リサイクルチーム

やわら㈱足高事業所 銅リサイクルチームは電線をはじめとする銅製品のリサイクルに強みを持っています。
グループ創業者の故・矢﨑貞美氏が大切にした「もったいない精神」を企業 DNA に独自のリサイクル事業を築き上げてきました。

廃電線の工程処理の流れ

受入→計量→ 選別・切断→破砕→粉砕→風力・比重・磁力選別 等の各工程を通じて① 銅ナゲット ② 廃プラスチック
③ ジョイント・メッキ・アルミ線等を 、グループの矢崎エナージーシステム、矢崎エナジーシステムの富士工場のほか外部の専門商社等に出荷しています。
気候変動対策やESG 等を背景にリサイクル事業の重要性が一段と高まる中、矢崎グループ の一員としてこれからも『もったいない』精神で資源を大切にし、リサイクル事業で独自の選別技術を極めていき、貢献して行きたい。